スパイスから作るカレーに興味を持ってくれた方や、インドカレーを作ってみようと思ってくれた方が私のブログにたどり着いてくれたこと、とても嬉しく思います。
ここで私の紹介するレシピについて大きく3つ注意点があります。
長いですが、一読してから作っていただきたいです。
①.オイルの量について
オイルはカレーのコクを決めます。しかし通常レシピ本に書かれているインドカレーより、私のレシピはオイルの量がとても少ないです。本来なら1つのカレーあたり(4人前)に30ml~100mlのサラダ油を使います。加えてバターを入れることも少なくないです。
しかし、私は毎日家庭で食べる、健康食としてのインドカレーを目指しておりますので、オイルの量は大匙1杯以下に抑えています。
もし、インド料理店のカレーを目指したかったら、私の紹介するレシピの部分で初めのオイルの量を50㏄にしてみてください。
ちなみに私は最近、サラダ油を使っていません。
オイルを抑えるコツとして、もっとも使うのが
肉を使うときは皮や脂肪の部分を剥がし炒めて油を出し、それをサラダ油の代わりに使う、という方法です。
鶏皮がたいてい家にあるので、こうすることで、十分美味しくなりますしオイルカットにもつながります。
②.玉ねぎの炒め方について
カレーは玉ねぎの炒め方によって味がかなり左右されます。
玉ねぎはおそらく想像以上に炒めます。カレールーの色を思い出してください。あの色を玉ねぎを炒める段階で出すと思ってください。焦げていないけれど、完全に炒められた状態。
最初のうちは慣れておらず、オイルが少ないと焦げてしまうかもしれません。その時は適宜オイルの量を調節して玉ねぎを完全に炒めてください。
量は相当減ります。
◎Before
◎After
③味付けについて
インドカレーの味付けは食塩のみです。コンソメなど使うのは違反です。
ジャパニーズカリーは隠し味に何を使うかが秘訣、とされていますがインドカレーはスパイスで勝負してください。食塩以外の調味料を使ってスパイスの味を殺すようなことがあってはいけません。
食塩を入れるタイミングは2回で、パウダースパイスと同時に小匙1杯弱、最後に好みの味にする仕上げのときです。
食塩の量でも味が相当左右されますので、自分の好きな塩分量に調整してください。
入れすぎると後戻りできないので、よく注意してください。
この3点をよく押さえてレシピ通りに作っていただければ、美味しいインドカレーが自宅でもできますよ!
パウダースパイスと同時に塩を入れるのはどういう効果がありますか?
塩を入れるタイミングを最後の仕上げの時にだけの場合とどう違いますか?
鶏肉などを一緒に煮込む際に塩がないと、味がつきません。
最後だけだと表面だけに塩気が感じられ、噛んだ時に塩気が感じられないので、美味しくないです。
野菜のカレーなどでしたら最後だけで大丈夫です。
なるほど、煮込む具材に塩を染み込ませる効果があるんですね。
ありがとうございました!^^