インドでタクシーの運転手と喧嘩しました。
インド訛り英語言い訳する運転手と逃走を試みた日本人のアツい、アツすぎるバトル。
バトル流れを変えたのは
「We love India!」
愛でした。
…それは遡ること2時間前。
我々は個人タクシーを雇ってスパイス農園に行きました。通常の他のツアーをキャンセルしてスパイス農園に行って帰るだけのハイヤー。
帰りにホテルにより荷物を取り、追加チャージを払って次の目的地のビーチに行ってもらうことにしていました。
追加チャージは距離15kmにしてRp.600(≒ミールス15回分)。運転手にとってはかなり高額で良い取引です。
ところが、事件は発生してしまいました。
運転手がホテルに寄り忘れて、直接ビーチに来てしまったのです。我々は荷物を回収出来なかったのです。
運転手はうなだれるも、自分のミスを取り返そうとせず言い訳ばかり。
我々は運転手に戻ってもう一度ビーチに行くように説得しますが、加えてRp.600必要だと言い出す終い。
説得の末にとりあえず1度ホテルに戻ってもらうことに。
私は時間と労力を無駄にし、更にこれからお金も要求されるということに、腹立たしくなりました。間違えたのは明らかに運転手です。
ホテルに着き、我々が相談の上思いついてしまったのが「逃走」。逃げて他のタクシーと交渉すればもっと安く着くのではないかという考え。
……まあそう上手くはいきませんよね。
案の定逃走を試みた瞬間運転手に捕まりました(笑)
そこから始まる激論大会。
こちらは逃げたが払う必要が無いということを主張。
向こうは間違ったけどビーチとホテルの往復代Rp.600を要求。
長い長い拙い英語バトルでどんなに論理的に説得しても向こうは頑なに聞こうとしません。灼熱の太陽が我々に降り注ぐ。
もう無理だと思った時、
カリー子、声を上げてしまいました。
「We love india!!」
「We are very angry because we lost precious time to stay here!! 」
愛です。愛が叫びになってました。
そこで流れが変わりました。
向こうはRp.400で示談する、そうでなければ警察を呼ぶと。
こちらとしては警察を呼ばれるとヒンディー語が話せない分、圧倒的不利です。
しかも時間がもったいない。
相談の末、示談を検討。
お金ををチラつかせると頑なにRp.400を要求しつつも、笑顔になる運転手。
そこにつけこんで、
「We love India」
「You can eat 20 dosa! 10meals! So lucky!」
を連発してなんとかRp.300の示談に成功。
確かに、お金を払う正当性はないし、向こうのミスではありますが、仕方ありませんでした。
逃走を試みたのは事実だし、とりあえず何もなく終わったのは良かった…ということにしておきましょう。
結局4人でRp.120でホテルからビーチまでバスで移動しました。
あれ…?オトクじゃん!(笑)
私も17年前、インドにいきました。
もうひとつブログがありまして、そちらではインドの写真があります。よければご覧ください。
先日はコメントありがとうございました。
onionbread様
コメントありがとうございます!
インドにいらっしゃったんですね!うらやましいです・・・
トラブルはありましたが、私ももう一度行きたいなあと思ってます。
こないだチェンナイに行ったが中年と老人は犯罪者だ。
若者は正直で英語が旨いし、礼儀も知っている。
まるで別の国の人のように見えた。
教育が違うのかもと感じる。
だから印度では中年と老人には関係しないことが正しい。
犯罪国は印度だけではない。あちこちにある。
日本が異常に正直者が多いだけだ。