インドカレー作ってみたいけど、やっぱりスパイスは難しそう…と思うあなたを想い、つづる。
まず、インドカレーをはじめるにあたり、カレー好きか否かより、食べることが好きで
・休日したいと思う趣味がない
・比較的暇だなと思う日がある
に両者どちらかに当てはまる方に勧めたいと思う。
カレーの趣味のいいところは、調理方法が単純で簡単に作れ、出来た後は味を楽しめ、最後に残らないことである。
(部屋が小さい一人暮らしにとって、手芸などの蓄積していく趣味は厳しい)
更には食べてもらい、美味しいといってもらえると、モチベーションが上がる。
スパイスを少し変えるだけでマンネリ化することなく、レシピがヘルシーなら最高!なのである。
ただ、やはりスパイスが難しそうに思う。
何故か。
人間は、1つの場面で2つ以上のわからない単語が出ると、潜在的に理解を諦めるモードに入ってしまう割合が急増する。
スパイスは2種類ではとどまらない、そう思うから、難しく感じるのだ。
では、発想の転換を図ろう。
インドカレーをはじめるために、2つのスパイスを覚えることをやめてみる。
一度に2つのスパイスは、覚えてはならない。
覚えたかったら、その許可は残すとして、
今日という日は、何かどこかのスパイスをたった一つだけ覚えることにしよう。
スパイスセットの裏側に書いてある文字の一つを取っても良い。
何がいいか分からないなら、このサイトの好きなレシピを一つ選んで、その一番最初に出てきたスパイスを選ぶのも良い。
そして、その一つのスパイスと今日は友達になろう。
ほかのスパイスには手を出さず、今日選んだ一つのスパイスとだけ向き合う。
明日になったら、昨日友達になったスパイスのとなりにいたスパイスに、話しかける。
—名前はなに?
明後日はそのとなりにいたスパイスに話しかける。
—名前はなに?
気付くと、知らないスパイスは居なくなっている。
退屈な参考書のようなレシピが、まるで嘘だったかの様…。
新学期、友達を作る時も、一度にみんなの名前を覚えようとするからパンクする。
勉強しようとするとき、分からない言葉が同時に出くわすから挫折する。
スパイスだって同じだが、
スパイスには、諦めて欲しくないくらいの魅力があるのだ。
それを私は、共有したい。
いつか名前と顔しか知らなかったスパイスに実際に触れた時、その手ざわりと香りを知る。感動がある。
それは、次の楽しみになる。
好きが一番ですね
楽しそう