ブイヤベースは魚介の煮込み料理で、スパイスを加えたトマトベースのスープです。
もともとはフランスで漁師が余った魚などをごった煮にしていたところから生まれたと言われています。
かつては
これを家で作ろうと思うとお金かかるんじゃないの・・・!?
と思っていましたが
スパイスさえあれば
スーパーの安い魚介だけで十分に美味しく作れます。
今回は鯛あら(120円)で出汁をとって、煮込み魚介はえび・いか・あさり(398円)で作ります。
煮込み魚介は、ホタテやムール貝などの貝+たらなどの白身魚でも良いでしょう。
有頭えびは出汁が出るので小さいえびであっても有頭のものを使うと良いです。
スパイスはあるものだけでOKです。
スパイスが入ると魚介臭さが和らぎより美味しい仕上がりになります。
塩だけで美味しく仕上がる魔法です。
本気のブイヤベース
魚介と野菜の旨味が溶け出したスープはたまりません。これだけで幸せになれます。
分量 2 人分
調理時間 2 hours
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材料
材料
- 400 g 鯛のあら 頭1個+3切れほどの骨の部分
- 3 かけ にんにく みじん切り
- 2 個 トマト 400g。ざく切り
- 1/2 個 玉ねぎ 100g。1mm厚以下の薄スライス
- 1/2 本 にんじん 75g。玉ねぎと同様な薄さの細切り
- 1/2 本 セロリの茎 葉は別によけておき、茎を玉ねぎと同様な薄さの細切りに切る
- 600 ml 水
- 100 ml 白ワイン
- 1 大さじ オリーブオイル
- 1 小さじ 食塩
スパイス(あるものだけでOK)
- 2 本 クローブ
- 1 枚 ベイリーフ ローリエ
- 1/2 個 八角
- 1/4 小さじ 胡椒
- 1/4 小さじ チリペッパー 一味唐辛子でも代用可
- 1/8 小さじ サフラン 10~15本くらい
- 1/8 小さじ オレガノ
- 1/8 小さじ タイム
煮込み魚介
- 80 g 有頭えび 2〜3ひき。頭から出汁が出るので必ず有頭。
- 80 g あさり
- 80 g いか
作り方
下準備
- 鯛あらを水でよく洗い、熱湯を全体がかぶるくらいかけてよく水気を切っておきます。(臭み抜き)
作り方
- 鍋(VISIONS 2.5L使用)にオリーブオイルとにんにくを入れ、弱火で熱します
- 香りが立ってきたら、玉ねぎ、にんじん、セロリを弱中火で10分ほど炒めます
- 量が半分以下になるまで炒めます
- トマトを加えてペースト状になるまで炒めます
- 白ワイン、水、スパイス、鯛あら、あればセロリの葉を加えて沸騰させます
- 弱火で1時間半ほど煮込みます
- 野菜と魚の骨をこします
- 大きな魚は鍋に戻し、よく冷まして手で絞りながらしっかりスープをとります
- 煮込み魚介をくわえて沸騰させたら5分ほど煮ます
- 最後に塩で味を調えます。煮詰まって濃くなっていれば水を足して調整してください。
- こんがり焼いたバケットをつけながらいただきます♪ルイユ(2個目のレシピ)を加えても絶品。
作るときのポイント
煮た前後・こした後の水の量の目安
▼煮る前
▼煮た後 75%くらい
▼こした後 50%くらい
▼小骨を除いた魚のほぐし身&しぼった野菜(左)は翌日ごはんに混ぜて美味しくいただきます。そのまま食べてもおいしいです。
少しうろこが残ることがあるので食べる時に注意しましょう。
VISIONSは直火、電子レンジ、オーブン使用可能な強化ガラス鍋です。VISIONSで作ると洗い物も少なく、ロールキャベツも楽ちん♪
煮込んでいる時も様子が外からわかるので料理も楽しくなります。
ブイヤベースにはルイユをお供に。
なくても美味しいブイヤベースですが、
ルイユはソーセージの粒マスタードみたいな感覚。あると美味しいです。
途中で加えるのがおすすめです。
ルイユ
ブイヤベースの途中でこれをスープに入れます。バケットですくいながら食べると美味しい。通常はたっぷりオリーブオイルを入れますが、少しヘルシーバージョンで。
分量 2 人分
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材料
- 100 g ふかしたじゃがいも 小1個分
- 1 個 卵黄
- 1/2 かけ にんにく
- 2 大さじ オリーブオイル
- 1/4弱 小さじ 食塩
- 少々 チリペッパー 小さじ1/16ほど
- 少々 サフラン 小さじ1/16ほど
- 適量 水 じゃがいもの硬さに応じて変化させる。大さじ1〜2ほど。
作り方
- ふかしたじゃがいも、にんにく、サフラン、チリペッパー、塩をよくハンドブレンダーで潰す。ハンドブレンダーがなければ、潰してからザルでこす
- 卵黄を加えてブレンダーにかける(なければよく混ぜる)
- オリーブオイル加えてブレンダーにかける(なければ少量ずつ加えながらよく混ぜる)
- マヨネーズの硬さくらいになるまで、水を少しずつ足して混ぜる