【全47種類】無印良品レトルトカレーを本気で食べ比べてみました。

※2022年5月追記 以下の新作6種類を追加して41種→47種となりました。新作も入れ込んでランキングをつけていますが、廃盤になってしまったものも含まれますが、参考までに。

無印良品のレトルトカレー全47種類を食べ比べてみました。

 

インドカレー、タイカレー、欧風カレーだけではなくスープカレーやマレーシアのカレーなど多種多様に渡ります。

衝撃的なバリエーションです。

これらを全て試食し(試食といっても完食していますが)早速種類別にコメントしていきます。

 

 

詳細評価は長文になるため、気になる商品だけチェックして活用していただいたり

無印良品の店頭で「これ気になるけどどんな味なんだろう?」と思った時にこのブログを思い出していただけたら幸いです。

 

 

記載している順番は種類別(インド、タイ、欧風など)に分けて、私個人的な見解で「好き」、「また食べたい」、「印象的」と思ったものを総合的に判断して順位をつけています。

 

大前提として、味覚は個々人で大きく異なるため、あくまで参考程度に留めていただけたら幸いです。

 

まず一番知りたいでしょう、総合評価から・・・

 

◎総合評価

①全種類の中でまた買いたい、カレーが好きな人におすすめするのは

・グリーン(タイカレー)・ごろり牛肉のスパイシーカレー ・ココナッツチキン

 ※重要※

  以下でも激推ししているグリーンですが、とても辛味が強いので辛味が苦手な方は辛くないグリーンがおすすめです

 

インドに行ったことある人に食べてもらいたいなと思うのは

パニールマッカニー(北インド)、プラウンモイリー(南インド)、ダール(北インド)

 

家で作れなさそうなカレーを食べたい人は


フォンドボーのビーフカレーパニールマッカニー(北インド)、ゲーンパー

 

激辛が好きな人に食べてもらいたいのは

レッド(タイカレー)グリーン(タイカレー)

 

⑤ナンで食べるインド料理屋さんが好きな人は

バターチキンほうれん草のキーマ、サグチキン

 

がおすすめです。

 

以下からは詳細評価になります。

 

 

◎インドカレー、スパイスカレー 

 

No.1 ココナッツチキン


写真は無印良品公式サイトより引用

とても完成度が高く、非常に美味しいです。ココナッツミルクと相性が良いアニスやブラックペッパーの香りがバランスよく配合されていて、我が家でよく作るチキンチェティナドゥに似た味わいでした。マスタードシードの軽やかな香りも感じれ、スパイスもバランスが絶妙です。私の最新作の印度カリー子のスパイスカレー教室の一番メインのカレーであるチキンチェティナドゥの仕上がりはこれを参考にしてください、と言いたいくらいです。素晴らしいです。

No.2 チキンペッパーフライ

2022年に試食した新作です。南インドのスパイシーな味わいがとても好きでした。粗く砕いた様なスパイス感が本格的です。鶏肉もゴロゴロ入っていて嬉しいです。もし可能であればバスマティライスなどの長米と食べるとさらに現地にいる気分になれるでしょう。

No.3 パニールマッカニー(チーズとクリームのカレー)

こちらもすごく美味しいです。パニールは作るのが大変な上、マカニ(クリームベースのグレイビー)も少し面倒なのでこれが手軽に食べられるのは嬉しいです。インドの機内食やインドのレトルトカレーと同じ味です。すごく食べたことある味わいで美味しかったです。北インドに行ったことある人は是非食べてみていただきたいです。

No.4 ダール(豆のカレー)

北インドの路上で食べたような本格的なダールで、シンプルながらインド好きにはたまらない一品だと思います。ベースはトゥールダル(キマメ)の香りがして、その中に完全につぶしきっていないチャナダルがころころ入っています。チャパティやバスマティライスと食べたくなる一品。他のカレーを邪魔しないので、あいがけとして持ってくるのもおすすめです。

No.5 サグチキン(ほうれん草とチキンのカレー)

ほうれん草の青い味わいとクリームが絶妙のバランスで美味しいです。脂気が抜けた鶏肉(レトルトなので仕方がないが)を除けばインド料理屋さんのカレーさながら。スパイスの量も適量で、肉もうまく溶け込んでいて美味しいです。食べやすい上にヘルシーそうな感じがしてたくさん食べてしまいそうです。

No.6 チキンと野菜のスパイシーカレー

インドのベジカレーがベースですが、鶏肉も入っています。鶏肉が入っていなかったらインドの空港ラウンジにありそうな優しい味わいのベジカレーです。一袋で165kcalと比較的カロリーが低めで、尚且つ野菜がゴロゴロと入っているので満足度は高め。特にごろっと大きいレンコンがうれしかったです。ダイエット中でも安心して食べられそうです。

No.7 プラウンモイリー(海老のココナッツカレー)

これはまさしく南インドの味でした。本場より辛味は控えめで誰でも食べやすいようになっていますが、スパイスやココナッツミルクの使い方、さらさら具合などもインド本場さながらでした。本場のものを食べたことがない人は、ココナッツミルク感が強いサラサラな独特な香りのする海老カレーという印象を抱くかもしれませんが、南インドに行ったことある人はぜひ食べてみていただきたいです。再現性の高さに驚きました。

No.8 大豆ミートのスパイシーキーマ

大豆ミートとは思えないくらいのひき肉感で、大豆ミート特有の匂いも感じられず、美味しかったです。レンコンや豆も入っているので楽しみながら食べることができます。優しい辛味があって好きでした。

No.9 猪肉と3種の豆のカレー

ジビエシリーズの猪肉のカレー。豚肉とほぼ同じ味わいで、猪肉だと言われても言われなくてもわからないくらい豚肉でした。若干スパイスのういたミートソース感はありますが、ジビエらしい臭みはありません。豆がゴロゴロ入っているのが美味しくて、とろっとほぐれる様なレッドキドニーがたまりません。ジビエを食べたくて食べるというよりも、豆のキーマカレーを楽しみたい時にまた買う気がします。

No.10ジンジャードライキーマ

肉がたっぷり入っていて、スパイスの香りとひき肉のバランスが非常によく、数あるキーマカレーの中では一番美味しいと思いました。ジンジャーの香りは食べてから少し経つとふわっと香り、その上品さも好きです。ドライキーマカレーなのでパラパラとした長米にも合いそうです。

No.11 ほうれん草のキーマカレー

ほうれん草のペーストが美味しく、スパイスとのバランスも非常によくて美味しいです。インドカレー屋さんで出てきてもおかしくないクオリティです。ヘルシーな感じも好きで、家で作るのはやや面倒なカレーの一つなのでレトルトで食べられるのはかなり嬉しいです。

No.12 3種の唐辛子とチキン

チリパウダーの生っぽい香りが特徴的で、辛味もそうですが、香りが方が印象的な唐辛子のカレーです。(唐辛子の香り=エビチリなどのチリの香りです)唐辛子の香りが好きな人にはたまらないかと思います。しっかり辛味もあるので苦手ない人は控えておいた方が良いです。味はおいしいので電子レンジなどでよく加熱すると生っぽい香りが少し薄らぎ、まとまりが良い味わいになるように感じられました。少し油が多くオイリーなのが気になります。

No.13 クリーミーバターチキン

濃厚なバターチキンです。下のバターチキンに比べるとクリーム感が強く、砂糖的な甘さは控えめです。ごはんでもナンなどのブレッド系でもよく合うと思います。インドカレー屋さんの甘いバターチキンが苦手な人はこちらの方が食べやすいかもしれません。

No.14 バターチキン

クリーミーバターチキンに比べるとトマト感があり甘味が強いです。インド料理屋さんのバターチキンに近い味わいです。濃厚でカシューナッツの香りとスパイスの香りがバランスよく仕上がっています。ごはんでももちろん美味しいですが、バケットやナンとかで食べたら尚更よくあるインド料理屋さんにいる気分になれそうです。

No.15 プラウンマサラ(海老のカレー)

クリーミーバターチキンに似た傾向のエビカレーです。ベースはココナッツミルクですが、ココナッツクリーム的な濃厚さと甘味(+若干砂糖的な)を感じます。エビは少ししか入っていませんが、エビの香りが非常に強く好きな人にはたまらないでしょう。中にはたけのこも入っています。寒い日とかにご飯にかけて食べたらたまらない気がします。

No.16 パラックパニール(ほうれん草チーズカレー)

他のサグやほうれん草系のカレーに比べると、ほうれん草感が強いカレーです。レトルト加工でパニールの水気が抜けてしまうのが、パニールマカッニーに比べると目立ってしまい、少しスカスカしたチーズな印象を受けました。ただ、パラクパニールは作るのが大変なので、レトルトで食べられるのは嬉しいです。

No.17 糖質10g以下のキーマカレー

シンプルでオイルも控えめで食べやすく、スープカレーのような更々としたキーマカレーです。変にとろみがついてない方が好きな方には特におすすめです。スパイス感は控えめで、夏の暑い日にご飯にかけて駆け込みたい感じの美味しさです。

No.18 スパイシーチキン

こちらはスパイスを後入れしたかというくらい、いろんな種類のスパイスの強い香りがします。乳化剤となるようなものが入っていないので、オイルが浮いていてしまうので相対的にみてオイリーな印象があります。(他は溶け込んでいるだけで同じくらいの量の油が使われていると思いますが)味の傾向はキーマやマトンドピアザと似ています。ガラムマサラの後がけが好きな人にはたまらないかもしれません。

No.19 キーマ

スパイス感が強めな印象があります。クローブ、メースなどスパイスの強い香りが好きな方はおすすめです。鰹節の香りが強すぎる味噌汁みたいな感じで、素材であるひき肉やグレイビーが味わいにくい印象がありました。これは、他のスパイス感が薄いカレーと混ぜるととても美味しくなります。例えば後にご紹介するシチリアレモンのクリームカレーやフォンドボーのカレーなどと一緒に食べると対比的かつ混ぜて美味しいのでおすすめです。

No.20 チャナマサラ(ひよこ豆)

こちらも若干スパイス感が強目で、特に特徴的なメースの甘い香りがグレイビーまで甘く感じさせるくらい強く感じられました。豆や野菜のカレーはあまりスパイス(種類、量ともに)を加えすぎない方が美味しく纏まる傾向があり、強いスパイスが若干ひよこ豆の魅力をかき消してしまっているような感じでした。ただ、ひよこ豆のごろごろ感はとてもよく、ひよこ豆が入っているだけでなんだか嬉しい気持ちになります。

No.21 トマトのキーマ

ミートソース感が強いカレーで、お子様とかには好まれるかもしれません。これはパスタによく合うと思います。またパンにのせてチーズと焼いて食べたらとても美味しかったです。さりげなく出されてカレーと言われないと、カレーとはわからないかもしれません。ただ、スパイス感があまりしないカレーが食べたいときにはうってつけです。

No.22 マトンドピアザ(羊肉と玉ねぎのカレー)

このマトンドピアザは非常に甘く砂糖的な甘さを感じます。マトンの風味も弱く、マトン好きの人からしたら物足りない気持ちになりますが、逆に考えれば、マトンが苦手な人でも食べられるかもしれません。ただ、全体としては後からふりかけたようなスパイス感と甘味が目立ってしまい、ごはんにもパンにも合わせにくい印象でしたが、マトン肉はなかなか手に入らないので、レトルトであると嬉しいです。

 

 

◎タイカレー

No.1 グリーン

超美味しいです。すごい完成度の高さで驚きます。そこらへんのレストランよりも美味しいかもしれないです。素材もフクロダケを使っていたり、パームシュガーの優しい甘さや魚醤の深い香りを生かしていたり、ハーブもちゃんと入っていてこだわりを感じます。辛味も本場さながらの辛さなので絡みが苦手な人は、辛くないグリーンをおすすめします。味はそのままで辛味だけ抜いてくれているので食べやすいかと思います。このカレーは冷えていても美味しく、夏は素麺などに絡めて食べたいです。

No.2 レッド

レトルトカレーらしからぬ激辛です。辛味が大好きな私にとっては最高でした。味もとてもおいしく、ハーブの感じや具材のリッチさもたまりません。暑い日にこれを食べていっぱい汗をかきたいくらい。非常に辛いので、辛味が得意でない方以外は食べない方が良いかもしれませんが、辛味が得意な人はその美味しさとともに是非楽しんで頂きたいカレーです。

No.3 ゲーンパー

木耳や野菜がたくさんごろごろ入っていて美味しいです。辛味もちょうどよく、かなり食べやすいゲーンパーになっています。ココナッツミルクも入っていないので、エスニック料理が好きでココナッツミルクが苦手な方にもお勧めできます。

No.4 辛くないグリーン

美味しいグリーンカレーから辛味だけが抜かれたような味わいです。小さい頃、美味しいけど辛すぎてなかなか食べられなかったグリーンカレー。私は幼いときにこれに出会っていたかったと思いました。無印良品のグリーンカレーはとても美味しいので辛味が苦手な人には一度これで食べてみることをおすすめします。

No.5 プーパッポン(カニと卵のカレー)

カニ出汁がよく出ているカレーです。さらさらとしていてクリーミーな感じがなく食べやすいです。中にはカニのほぐしたものとスクランブルエッグのようなものが入っています。ひとり暮らしなどでなかなかカニが食べられない私にとって、これがレトルトで食べられるのはかなり嬉しいです。

No.6 イエロー

豚バラ肉とジャガイモがごろっと入ったカレーです。グリーンやレッドに比べると辛味が控えめなので食べやすいかもしれません。豚バラ肉は脂身がしっかりついたものが使用されているので、よく加熱してから食べるのが美味しいです。

No.7 マッサマン

ピーナッツ感が強いカレーです。食べて一口目にピーナッツを感じます。ベースに甘みもついているので尚更ピーナッツバターのような味わいになっています。マッサマンカレーにピーナッツが使われることが多いからだと思いますが、これによって他のタイカレーとの差は明確についていました。また、ピーナッツのカレーとして捉えると美味しくバランスが取れているので、ピーナッツ好きな方には是非味わっていただきたいカレーです。

◎マレーシアカレー

No.1 カリアヤム(チキンカレー)

アニスのような甘く濃厚なスパイスの香りとココナッツミルクの香りが本場を感じさせます。全体的なバランスがよく美味しいです。ご飯によく混ぜて食べたいカレーでした。余談ですがカリアヤムはマレーシアではとても有名なカレーなので、マレーシア人のお友達と仲良くなりたかったら食べておくと良いでしょう。話題が広がります。

No.2 ビーフルンダン

ココナッツミルクの味わいとビーフのうまみ、スパイスの香りのバランスがよく食べやすいです。インドはヒンドゥー教徒が牛肉を食べないため、ビーフカレーでスパイスのきいたカレーはああまり見かけません。イスラム教がポピュラーなマレーシアならではのカレーですね。

No.3 マサレマ

にんじんがごろっと入っていてココナッツミルクの甘味が強く感じられるカレーです。にんじんの甘味も相まっているのだと思います。優しい味わいです

 

 

◎欧風カレー、洋風カレー

No.1 ごろり牛肉のスパイシーカレー

牛肉の旨味が溶け出て深みもコクも満点の満足度が高いカレーです。脂身が多いカレーなので熱々の状態で食べるのがベストです。味噌やコーヒーといった隠し味が使われていてそれが複雑な味わいを醸し出しているのかもしれません。ご飯とよく混ぜて食べるとあっという間に一皿食べらてしまいます。ひとり暮らしの場合、家でカレールーと牛肉を買って作るくらいならこちらを買った方が良いと思います。

No.2 国産玉ねぎと豚肉のカレー

シンプルながらとても美味しいカレーです。玉ねぎの甘みと豚肉の甘味がうまく調和されていてついつい大盛りで食べたくなるカレーです。豚肉は脂身がしっかりついているものが使用されているので十分に加熱してから食べると美味しいです。コクも深みもあり、おうちで作ったカレーの二日目のような味わいです。

No.3 フォン・ド・ボーのビーフカレー

一口目の印象は、甘い!といった感じで、フルーツのようなチョコレートのような味わいがしました。しかし食べ進めていくとだんだん病みつきになる味で、老舗ホテルの洋風レストランみたいな奥深さもあります。この特徴的な甘さと複雑な味わいは自宅では作れない気がするのと、大量にできても味が特徴的なため食べきれなさそうだということを考慮すると、レトルトだからこそ味わいたいカレーといった感じです。

No.4 ごろごろ野菜と豚ひき肉の大盛りカレー

ジャガイモやニンジンなどの野菜が大きめにカットされて入っていて、食べ応えがあり、見た目も良いカレーです。豚ひき肉自体は肉がたくさん入っているわけではありませんが、カレーのベースの旨味と香りになっていて美味しいです。おうちカレーの2日目みたいな深みもあります。

No.5 牛ばら肉の大盛りカレー

脂身が強い牛ばら肉の旨味が出たカレーです。欧風カレーではありますが、後から振りかけたようなスパイス感を感じます。おうちので作ったルーカレーに仕上げにガラムマサラをかけたような感じのイメージです。牛肉のカレーで他に No.1 のごろり牛肉のスパイシーカレーがありますが、こちらの方がスパイス感を感じます。欧風カレーはスパイスの香りを立てるより、スパイスを調和させた方がおいしいと思うので私個人の見解でこの順位ではありますが、味にはコクも深みもあり、追加でガラムマサラのようなスパイスの香りがたった欧風カレーが好きな人にはおすすめです。

No.6  チキンの大盛りカレー

シンプルなチキンカレーで、美味しいです。鶏肉以外の具は入っていませんが、それがむしろ純粋に鶏肉の味をよく味わえます。ベースはトマトの爽やかな味わいが感じられ、大盛りでも食べ飽きず、オールシーズンで食べたいカレーです。

No.7 鹿肉とマッシュルームのカレー

赤身の強いひき肉のカレーという感じです。鹿肉かと言われると微妙な感じですが、ジビエらしい強い香りがうまくまとめられているとも捉えることができます。甘味があり食味がしっかりしている日本米(こしひかり、ひとめぼれ系)と合わせたいところです。

No. 8 糖質10g以下のチキンとトマトのカレー

さらさらとしていてとろみが少ないカレーです。あっさりさっぱりとしていて食べても胃がもたれないような味わいです。鶏肉はごろごろと入っていて、フレッシュなトマト感があるので女性に人気そうです。カレー感は薄めですが、他のカレーが濃厚でクリーミーなものが多いので一緒に置いておくとその良さが際立ちます。

No.9 チキンの豆乳クリームカレー

辛味はなく優しい豆乳の甘味が感じられるさらさらとしたカレーです。鶏肉はあまり入っていないのでルーを楽しむ様な感じです。パスタやニョッキなどと食べても美味しそうな味わいでした。カロリーが136kcalと比較的低めなのも嬉しいところです。

No.10 シチリアレモンのクリーミーチキンカレー

カレーっぽくないシチューのようなカレーです。一口目はクリームの濃厚な味わいがあり、少しするとレモンの爽やかな香りが広がり、そのバランスが上手く取れているように感じられます。ご飯だけではなく、パンでも食べたい一品です。

 

No.11 糖質10g以下の欧風ビーフカレー

よくあるビーフカレーの味でマッシュルームなどのきのこがごろごろ入っています。だいぶきのこ類の香りや出汁が出ているカレーなので、きのこの香りが好きな人にはおすすめしたい一品です。私個人の好みで欧風カレー+きのこの香りがそこまで好きではないので(超個人的)、この順位となりました。

 

No.12 国産りんごと野菜のカレー

甘すぎるカレーです。甘い果物に加えて蜂蜜のような甘ったるい感じが強いのに対してスパイスの種類と量もあまりよくなく、特徴的なスパイスの香りが浮いていて食べにくい印象でした。お子さんに向けてとのことでしたが、大人が考えた子供の味覚、と言ったイメージで複雑になりすぎている印象があります。

 

◎スープカレー

1. チキンとごろごろ野菜のスープカレー

あっさりさらさらとしているスープカレーです。出汁がよく出ている上に野菜もたくさん入っていて、ご飯にたっぷりかけて食べたいカレーです。濃厚、クリーム系が多い中で、さっぱりとした味わいは有難く、低カロリーなのも嬉しいです。

2. 厚切りベーコンのスープカレー

クリームシチューのような味わいでベーコンの燻製の香りがよく出ています。ジャガイモも大きめに切られて入っているので食べ応えがあります。冬の寒い日にアツアツにして食べたらしみそうです。

3.根菜のスープカレー

レンコンやにんじんなどの野菜の旨味がよく出ているカレーです。具材が大きく、ジャガイモは小さい1玉が半分に切られたようなサイズでごろっと入っていて嬉しいです。しばらく舌残るような辛味があります。肉より野菜の香りが好きな方におすすめです。

 

 

 

 

 

おわりに

僭越ながら、読者の方が分かりやすいように全てのカレーにコメントと順番を付けさせていただきましたが

 

前提として全てのカレーがよく考えられていて、大変美味しいです。

 

全商品これだけの種類があるのに、全てが異なる味わいを持っていて、商品間で似た味わいというのがありません。

 

全て差別化されています。

 

美味しくて、味覚が個々人で異なることを考慮すれば、私が付けた順位など簡単に覆されるのも当然だと思って

私の絶対的なおすすめというより皆様のお気に入りが見つかるヒントになればと思っています。

 

順位の最後の方は辛口になりがちでしたが、それは好みか好みじゃないかの問題で、それもまたきっとある人にとってはとても美味しいと思えるだろう商品です。重ね重ねになりますが、あくまでこの順位は個人的な味覚の差であると捉えていただければ幸いです。

 

楽しみ方のポイントとしては

これだけの種類があれば、ピンポイントで「何が美味しい」「どれが美味しい」という観点でカレーを選んでいくより「こんなカレーもあるのか!」と言った見方でまず1巡目を楽しみ、それからお好みのカレーを決めていくのが良いと思います。

私は本気で向き合おうと思ったのでひとり真剣に食べ比べましたが、ご家族やご友人で気になるカレーを持ちより、食べ比べて楽しむのも良いですね。

 

多種多様にわたる人々の味の好みを網羅してこれだけ便利にして販売する無印良品さんの開発力と販売力に圧倒されました。私個人としても、大変勉強になりました。

皆さんにもお気に入りのカレーが見つかることをお祈りしております。

 

 

「【全47種類】無印良品レトルトカレーを本気で食べ比べてみました。」への12件のフィードバック

  1. 大変な労作であります。ご苦労さまでした。いまやスーパーの陳列棚には小さな図書館みたいにレトルトが並んでいますから、「総合的に俯瞰的に」などと学術会議みたいなことを考えてると時間的にも胃袋的にも大変だけど、今現在のカレーの受け入れられ方を考える大きなヒントになるんだろうなあと思いました。

    1. 確かにその通りですね

      カレーの概念も時代により変わりつつあるということが分かります。

      すなわち『カレー』は単一の料理名を指しているわけではなく文化であることを示唆しているのかもしれませんね

  2. 青木 藤男 より: 返信

    インドの上位2種とマレーシアに着目してみます ー ありがとうございます。感激です!

    1. 是非〜

      マレーシアカレーはどれも美味しいですよ〜!

  3. 上村聖一 より: 返信

    いつもありがとうございます。カリー子さんの守備範囲がレトルトにまで及んでいて感服しました。あと、ティスティング能力が半端ない感じには驚嘆しました。後入れのスパイスの感じとか随所に驚かされます。紹介もどれも丁寧にされていて食べたくなります。これからも陰ながら活躍を応援しています。

    1. 普段はあまりレトルトカレーを食さないのですが、久しぶりに真剣に向き合い、私が多くを勉強させていただいた感じです

      お言葉ありがとうございます

  4. ばいでぃ より: 返信

    実は自分も無印良品さんのカレーを全種類購入し、全制覇すべく食べ進めている途中なのですが今のところ無印良品さんのカレーは塩気が強めに作られているのかな?といった印象があります。特にゲーンパーなどは顕著だと感じました。ただ、現地に赴いた事が無いため本場のカレーは日本で食べられるカレーの平均的な塩分量よりも多いのか分かりません。カリー子さんは塩気に関しては何か感想はありましたか?

    1. 塩気に関しては、通常市販品は家庭料理などに比べると強めに作られているものと認識しています。

      そして特別、カレーはご飯と合わせることが前提なので、ごはんに混ぜ合わせた後にカレーの味がしっかり残っていることを考えられて作られた可能性があると思っています。

      なのでカレー単体で試食するとかなり塩気を感じました。
      しかし、実際インドだと当たり前の塩気感(現地のローカルな飲食店の米とカレーは米の割合がはるかに多いです。これは前の記事の戦時中のカレーと同様に、豊かでない場合米からエネルギーを摂取するという文化が存在するからかもしれません)なので、あまり気にしませんでした。

      記事には書きませんでしたが、どちらかと言うと
      多くのカレーの砂糖的に甘さが気になりました!これは塩気よりアブノーマルな感覚でした。

      多分開発者の好み、もしくは日本人向けに食べやすいようにした結果なのかな?と考えています。

      僭越ながら考えを述べて頂きました。ご丁寧にコメントありがとうございます

  5. かとうこうじ より: 返信

    勉強になりました。売っているのは知ってたのに、素通りしていたグリーンカレー、次は是非買おうと思います。ありがとうございます。

    1. 辛味に強くないととても辛く感じると思うので、
      ご注意を…

  6. 無印の各カレーの棚にこのブログの解説を記載して欲しいです!というくらい参考になりました!探究心と実行力に脱帽です…!

    1. 備忘録程度にまとめ始めたものが、いつしか真剣なっていました…

      ありがとうございます

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)